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岡崎市の賃貸
岡崎市 賃貸一覧
- 愛知県岡崎市エリア情報
- 岡崎市(おかざきし)は、愛知県の旧三河国のほぼ中央に位置する市。全国的には「八丁味噌」の産地として知られ、豊田市とともに西三河を代表する都市。中核市に指定されている。人口は愛知県において豊田市に次いで3位である。
足利氏族である細川氏、仁木氏、戸崎氏、また、鳥居氏、大久保氏、土井氏の発祥地、江戸幕府を開いた徳川家康や、その臣下で、半蔵門の由来となった忍者服部半蔵こと服部正成や、東京青山に名が残る老中青山忠成ら、多くの三河武士たちの生誕地として有名である。
中世の鎌倉街道や、江戸時代の東海道宿場町、城下町として栄え、歴史的に西三河地方の中心都市として機能してきた。中心部は旧額田郡で、明治時代初期には額田県の県庁所在地であった。また、一部に旧碧海郡の地域もある。
研究教育施設や史跡が多く、市の規模に比して文教都市の色が濃い。また、伝統地場産業には八丁味噌、花火、石製品、額田の豆腐などがある。
共通語では「おかざき」と発音されるが、岡崎市民をはじめとした地元民は、「川崎」と同じように「おかざき」と平板に発音する(JRの駅の行き先放送では「おかざき」と発音されている)。人名(姓)の場合は「おかざき」と発音して区別する。岡崎が舞台となったNHK連続テレビ小説『純情きらり』や大河ドラマ『徳川家康』の中でも、放映開始当初は「おかざき」と発音していたが、途中から平板な発音に改められた。2016年にはNHKにおいて平板な発音が「地元放送局アクセント」として正式に許容されるようになった。
岡崎市は愛知県の中央部にあり、中央高地に連なる美濃三河高原と岡崎平野の接点に位置する。中京圏の中心都市名古屋市から約35キロメートルの距離にあり、市内を東西に国道1号、南北に国道248号及び国道473号が通っている。また東名高速道路の岡崎インターチェンジや、新東名高速道路の岡崎東インターチェンジといった広域交通網の拠点のほか、主要地方道等の愛知県道も多くあり、市内各所で渋滞が発生している。鉄道は市内を東西に抜けるJR東海道本線及び名鉄名古屋本線と、岡崎駅から豊田市方面へ結び、名鉄三河線や、愛知高速交通東部丘陵線、JR中央本線と接続する愛知環状鉄道線の計3路線、17駅が設置されている。
面積は387.24平方キロメートルで豊田市、新城市に次ぎ愛知県内3位。人口は2015年10月1日現在の国勢調査結果速報によれば381,031人で、名古屋市、豊田市に続く愛知県内3位となっており、2030年まで増加傾向が続くとの推計がなされている。市域の4割を占める東部の山間地帯にあたる額田地区(旧額田郡額田町)の人口は8,551人と少なく、平野部に人口が集中している。太平洋側気候で、特に平野部は温暖で、冬でも雪が降ることはほとんどない。また、市内に活断層や推定活断層は見つかっていない[9]。
中央アルプスの大川入山に発する矢作川が市内を南北に流れ、東西に流れる乙川など、市内に20本程流れる河川の全てが矢作川の支流である。市内にはこの豊富な水を利用した大規模工場や水田地帯が多くある。多数の河川により形成された沖積平野上に市の中心市街があり、市の東部は美濃三河高原を構成する山地となっている。最高峰は標高789mの本宮山であるが、平野部にも丘陵が点在しており、市内の標高差が700メートル以上ある変化に富んだ地形となっている。市域の約60%が森林であり、その豊かな自然環境から、自然公園法に基づき南部の桑谷山周辺が三河湾国定公園に、東部の本宮山及び巴山周辺が本宮山県立自然公園にそれぞれ指定されている。また、市の中心部には岡崎城があり、城を中心とした岡崎公園は桜の名所として有名である。
岡崎という地名は、中世に明大寺町にあったとされる明大寺城や矢作東宿が、竜美ヶ丘のある丘陵の出崎にあったことから名付けられたものとされる。初めてその名が確認できるのは、1484年作成の上宮寺「門徒次第之事」にある「オカサキ」との記述である。
隣接する豊田市にはトヨタ自動車の中枢機能があり、岡崎市周辺にはトヨタ自動車関連企業が多いため、近年は住宅地を次々と造成しベッドタウンとしての性格が強くなりつつある。
2015年10月1日現在:381,031人(国勢調査結果速報)
1921年の人口は約42,000人で、名古屋市、豊橋市に次ぐ愛知県第3位、西三河最大の人口を有していたが、いわゆる「平成の大合併」では、岡崎市は人口の少ない中山間地域たる額田地区の併合にとどまった一方、三河では豊田市が、尾張では一宮市が、それぞれ大きく拡大した。その後、2016年2月15日に公表された国勢調査結果では、2015年の人口は381,031人とされ、名古屋市、豊田市に次いで、再び愛知県第3位の人口となった。
岡崎という地名は、もともとは中世に明大寺町にあったとされる明大寺城や矢作宿が、竜美ヶ丘のある丘陵の出崎にあったことから名付けられたものとされる。その後、西郷氏により明大寺から菅生郷に城が移され、岡崎という地名が拡張されて用いられるようになったものと考えられる。初めて岡崎という地名が確認できるのは、1484年作成の上宮寺「門徒次第之事」にある「オカサキ」との記述である。『三河国名所図会』には、「岡崎は享禄(1528年-1531年)以来の名號にして、其以前は菅生郷なり」、と記載されているため、1524年(大永4年)に松平清康が龍頭山砦を占拠後、砦を拡張整備し岡崎城と命名して、松平宗家の本城として以降と思われる。
交通
岡崎駅東口
東岡崎駅南口
市西部を中心に鉄道網、バス路線網が発達している。また、代表的な道路として市の中心部を国道1号線が貫く。
鉄道
中心駅 : 東岡崎駅・岡崎駅
市役所の最寄り駅 : 東岡崎駅
JTB時刻表では、JR東海道本線 / 愛知環状鉄道・愛知環状鉄道線 岡崎駅が本市の中心駅と記載される。しかし、名鉄名古屋本線 東岡崎駅の方が市の中心部に近く、市内一の交通結節点であるなど中核的な役割を担っている。東岡崎駅北口から市の中心地である康生町にかけて大手企業の支店が多数立地し、オフィス街を形成している。名鉄岡崎公園前駅と愛環中岡崎駅は隣接し、乗り換えが可能である。
市内には、下記の3社3路線の鉄道網が敷設されている。
東海旅客鉄道(JR東海)
CA 東海道本線:(幸田町) - 岡崎駅 - 西岡崎駅 - (安城市)
また、東海道新幹線が豊橋駅 - 三河安城駅間で約 3.7km にわたって当市を通過している。
名古屋鉄道(名鉄)
NH 名古屋本線:(豊川市) - 本宿駅 - 名電山中駅 - (舞木信号場) - 藤川駅 - 美合駅 - 男川駅 - 東岡崎駅 - 岡崎公園前駅 - 矢作橋駅 - 宇頭駅 - (安城市)
愛知環状鉄道(愛環)
愛知環状鉄道線:岡崎駅 - 六名駅 - 中岡崎駅 - 北岡崎駅 - 大門駅 - 北野桝塚駅 - (豊田市)
従来、自動車のナンバープレートは、管轄する自動車検査登録事務所ごとに表示される地域名が決まり、岡崎市を含む西三河自動車検査登録事務所管内では、「三河」ナンバーが使用されていた。
国土交通省が2004年11月、新たな地域名表示ナンバープレート、いわゆるご当地ナンバーの導入についての要綱を取りまとめたことを受け、岡崎市・幸田町・額田町の3市町は、2005年2月24日から3月6日に「岡崎」ナンバー導入に関するアンケートを実施した。結果、賛成意見が約7割に上ったため、国土交通省に申請することになった。
同年7月29日に認可が下り、2006年10月10日より導入された。今後、岡崎市および幸田町において新規に交付されるナンバープレートには「岡崎」と記されることになる。なお、岡崎市の公用車は2カ年計画で全て「岡崎」ナンバーに変更される。
マスコットキャラクター
オカザえもん
オカザえもん(2014年4月6日)
オカザえもんは、愛知県日進市出身の現代美術作家・斉と公平太の作品。「あいちトリエンナーレ2013」のプレイベント「岡崎アート&ジャズ2012」の出品作品である。イラストと着ぐるみ、2つのキャラクターが存在する。2012年10月31日に行われた同イベントの内覧会で初めて公の場に姿を現す。
2013年4月1日、岡崎市から「岡崎アート広報大臣」に委嘱された(任期は1年間)。同年7月10日には「ご当地キャラ総選挙2013」の中部地区予選で1位となった。同年8月6日には決勝大会で全国2位となった。2013年11月24日、「ゆるキャラグランプリ2013」において、全国22位となった。
市内業者が作る関連商品については、作者の承諾により著作権料は発生しない。その効果もあって多くの商品が生み出されるようになった。売れ行きも好調で、2013年12月に市内郵便局で限定発売された「オカザえもん切手シート」は1日で完売した。また同年12月22日、日本経済新聞が発表した「ゆるキャラスイーツ・ベスト10」で、康生地区の和菓子屋が製造した「オカザえもんどら焼き」が全国5位に選ばれた[79]。
2014年3月31日、岡崎アート広報大臣を退任。オカザえもんが1年間の間に岡崎市内に及ぼした経済波及効果は約42億5千万円、新聞や雑誌への掲載による広告効果は約6億6千万円であったことが退任式で発表された。2016年4月2日、市から再び「岡崎アート広報大臣」に委嘱された。